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四角四面の「OLさん」が、柔らかくなっていきました。

こんにちは。
スクール6期生の鮎澤です。

私がこの一年間、スクール生として、人格統合を行ってきた体験談を、紹介したいと思います。

私は情報処理の勉強をして、ソフトウェア関連の仕事に就き、今は派遣社員として仕事をしています。

就職してからというもの、私は仕事の時は、コンピュータとばかり向き合っていて、他の人との会話は、ほとんどありませんでした。そして、仕事以外でも、人と楽しく会話をすることが無かったため、人と話しをすることが苦手になっていました。

その後、私は派遣社員として、色々な業種に派遣され、仕事をしてきました。派遣という形態からなのか、私はまるで、自分がリースされたコピー機であるかのように感じられ、業務の上で必要とされることは完璧にこなそうとする半面、それ以外のことは指示をされるまでやらないという、仕事の仕方をしていました。まるで自分を、派遣元から派遣先への品物として扱うような、仕事の仕方でした。

そして私は、自分に対してだけでなく、一緒に派遣されている人や、派遣先の正社員に対しても、同じように物のような感覚で接していました。

ある日、派遣先でミスをした女性の派遣社員が、正社員の営業担当者から注意されて、泣き出すということが有りました。その時私は、泣いている彼女に「大丈夫?」と話しかけることもせずに、「泣いている暇があったら、仕事をして!」と言い放ってしまいました。私には、彼女の思いや泣いている理由を聞いたり、彼女に寄り添うという感覚が、まったく無かったのです。

私の意識は、派遣元から派遣先へ派遣された者(物)として、ただ契約範囲内での仕事を、きちんとこなすことだけにしかありませんでした。本当に、コンピュータと向かい合って仕事をしているのと同じような感覚で、人に接していたのです。

私は、人に対して渇いた感情しか持てない自分や、人を物のように扱ってしまう自分でいることが、とても苦しく、人に対してもっと優しくなりたいと思っていました。しかし、他にどうして良いのかも分からず、ただ仕事をこなす日々を過していたのです。

その時に生まれたのが、世間の常識から外れることや、怠けることを自分にも人にも許さない、与えられた仕事だけを完璧にこなそうとする、四角四面で融通のきかない分裂人格「OLさん」です。私は仕事を始めてから20年以上、分裂人格のOLさんを、ボス人格として生活をして来ました。

そんな私だったので、スクールに入ってからも四角四面の感覚のままで、スクールでの宿題やワークなど、「目の前のやらなければならない事」のみに追われる状態を続け、ハートを育てるための基本である、チャイルド人格のケアを疎かにしていました。そのため、構われないことに耐え切れなくなったチャイルド人格が、「もっと遊びたい」「思いを聞いて欲しい」などと言って、噴き出す事も多々ありました。しかしOLさんは、チャイルド人格のそんな思いなど無かったかのように、チャイルド人格の声を聞くこともなく、心の奥へ封じ込めてしまっていたのです。

そんな時にスクールで、「人格レンタル」というワークを教えていただきました。「人格レンタル」とは、自分の分裂人格達を全体で捉えてみて、例えば、保身のないパッションを多く持っている分裂人格や、人に優しく寄り添う感性を持っている分裂人格が少ない場合に、自分に足りない要素を持っている他の人の分裂人格を、一定期間レンタルして、自分の分裂人格を刺激してもらう事を目的としたワークです。

私は、OLさんがチャイルド人格に寄り添えないことを、セッションで伊藤先生にご相談したところ、伊藤先生のホステス人格で、女性性や母性の象徴でもある、マユさんをレンタルしてみたらどうかと、先生からご提案頂きました。

そして実際に、OLさんにマユさんを引き合わせてみると、OLさんは少し戸惑いながらも、マユさんの物腰の柔らかさや優しさに、憧れを抱いていました。私自身、自分のきつい性格をどうにかしたいと思っていたのですが、マユさんに意識を合わせると、とてもホッとした感じになりました。

その後、マユさんを交えた生活が始まってからの、エピソードです。

私の分裂人格達が、マユさんと一緒にお散歩に行く事になりました。チャイルド人格の一人が、マユさんと散歩する事が嬉しくて、はしゃぎながら走り出したかと思うと、勢いよく転んだのです。それを見たOLさんは、思わず「何やってんの!」と叫んでいましたが、マユさんはチャイルド人格に近寄り「大丈夫?」と、優しく抱き起こしてくれました。

私はこの事で、小さい頃のことを思い出しました。親戚から聞いたことなのですが、小さい頃私は、転んで「痛い」と言って泣くのではなくて、「おかあちゃんに怒られる」と言って泣いたそうです。母は私に対して、転んで怪我をしていないかという心配より、服を汚したことを真っ先に心配して、私を叱っていたことが伺えます。私は、そんな母が怖かったのだと思います。OLさんの中に、母からのDNAカルマを見た気がしました。

そして私は、この時、「人を切り捨てるような人間のままでは、いたくない。人に寄り添えるようになりたい」と、強く思ったのです。もっと優しさを身につけたいとも思いました。OLさんも、小さな子供に対して、寄り添えないことに、ショックを受けていました。そして、「こんな自分は嫌だ」「素敵で凛としたOLを目指したい」「もっと人に寄り添える優しさのある人になりたい」と、決心したのです。

OLさんは、まず、マユさんの行動のまねをすることから始めました。チャイルド人格に寄り添う時には、姿勢を低くして、チャイルド人格の目の高さに、自分の目の高さを持って行き、話しをゆっくり聞くということから、心がけたのです。そして、ハートから、チャイルド人格の一つ一つの言葉を聞くようにしました。

そのおかげで、OLさんは、チャイルド人格が話しに来たときは、自分の手を止めて、チャイルド人格ときちんと向き合って、話しを聞くようになりました。それにより、チャイルド人格は、「OLさんは、自分の話しをいつでも聞いてくれる」という安心感を持ち、強引な「聞いて!聞いて!」という行動が少なくなりました。

これまでは、面白そうなことがあっても、もじもじしていて動かなかったチャイルド人格が、今では積極的に遊びに行って、その報告を私にもOLさんにもして来るようになっています。私が歩いていて、チャイルド人格がどんぐりを見つけると、「どんぐり拾っていく~」と言って拾い出したり、電車が展示されている公園では、「電車見てくる~」と言って、見に行ったりしています。
チャイルド人格と一緒にどんぐりを拾っている時間は、とてもゆっくりと感じ、私自身、癒されました。そして、OLさんの、時間に追われるイライラも、少なくなったと感じました。

そして、分裂人格に寄り添うということが、今では、現実面のいろいろな場面で、いきてきています。

私は、スクールの開始当初、自己紹介も出来ないほどの、対人恐怖でした。大勢の人の前で話しをすることなど、考えられないことでした。しかし、OLさんが、人を怖がる分裂人格に寄り添い、「今は、あなたが出てこなくても良いからね」と声をかけて、分裂人格を安心させることで、人前でも少しずつ話しができるようになって来ています。

今では、勉強会でリーダーをさせて頂いたり、交流会で人格統合の経験談をさせて頂いているのですが、以前の自分の状態を考えると、夢ではないかと思うほどです

自分の中の分裂人格に寄り添うということは、実際に、他人に寄り添うということに繋がっていきます。相手の目線に立ち、相手と同じ方向を見て寄り添うことで、その人の思いを一緒に感じながら、何をしたら良いのか、考えられるようになりました。今は、自分の中にあった、人を切り捨てる感覚が減ったと同時に、自分の優しさを実感できるまでになりました。

さらに私は、スクールだけではなく、仕事や友人関係でも、人と積極的に関わるという意識が、生まれてきました。 これからは、今まで以上に、リラの仲間と友人を繋ぐなど、人と人を繋ぐことをして行きたいと思っています。

一年間、少しずつではありましたが、自分が成長したという実感があります。これからもスクール生として、人格統合を進めて、自分の成長につなげて行きたいと思っています。

鮎澤 美江

【2011/03/29 23:30】 | スクール6期生


鮎ちゃん

本当に、スクールが始まった頃の鮎ちゃんとは、比べ物にならない位、しっかりと人前で話せてると思います。

自分も同じで、人前が苦手だったのですが、人格統合の取り組みと同時に、人前で自分を表現する実践をさせて頂いたおかげで、変わることができたと実感しています。

与えて頂いているチャンスを、実のあるものにしていきたいです。


ヌー
鮎ちゃん、シェアありがとうございます。

私は職場では、与えられたことを段取りを考えながらやっています。無駄が嫌だし、早く終わらせたいのです。なので、ちょっとした立ち話しをしている人を目にすると、ムカついていました。
ですが、リラで学んでいくうちに、そういったちょっとした立ち話しなどのコミュニケーションも大切だということ、自分ができない立ち話しだからこそ、許せなかったということがわかりました。
今は前よりはだいぶ、立ち話しやコミュニケーションが取れるようになり、気持ちが楽になってきました。
嬉しいです!

私も鮎ちゃんのOLさんのように、優しさを実感できるようになりたいです。




加藤
鮎沢さん


お久しぶりです、名古屋の加藤です。
以前、勉強会で私は鮎沢さんに「楽しいことをするのは悪い事じゃないよ、楽しいことをしてキラキラしてる人もいっぱいいるよ」
と寄り添ってもらいました。
その記憶が強烈に残っているので、OLさんの四角四面な雰囲気は分かりませんでした。
ギャップに驚いています。
OLさんの努力があっての温かさなのですね。


鮎沢さんのあの時の言葉を思い出すと、今でも泣けてきます。


わたしも鮎沢さんと同じ業界の仕事ですが、先生のセッションで、画面の向うに人を感じて仕事をすること、という課題をいただきました。

ただいま奮闘中です。
また、色々お話ししましょう!



永野
鮎ちゃん
シェアをありがとうございます。

OLさんが、チャイルド人格に寄り添って、話をゆっくり聞いている様子が、浮かびました。
読んでいてすごく伝わって、とても優しい気持ちになれました。

私も、チャイルド人格に目の高さを合わせて、ゆっくりじっくり聞いてあげたいと思います。



伊達
鮎ちゃん、経験談のシェアありがとう。

私にも鮎ちゃんと同じように、目の前のことだけになって「やらなきゃ」となってしまう人格がいます。
仕事中はどうしても、前面に出てきてしまいます。

そして同じようにちびっ子人格や自己卑下人格が反発しています。
もっとこの人格がやわらかくなるよう鮎ちゃんのシェアを参考にさせていただきます。

少しずつであっても取り組んでいこうね。




hosopy
鮎ちゃん

寄り添う事の大切さを感じています。

常々、鮎ちゃんはちびっこのケアが上手だなと

思っていました。

この記事からもその様子が伝わってきます。

もっと人格に寄り添ってあげて

自己愛を育んでいこうと改めて思いました。








きみ
鮎ちゃん シェアありがとうございます

スクール入った当初と比べて、鮎ちゃんの四角四面な感じって、かなりなくなってきたなと思います。
OLさんのいい部分、やる事をきちんと最後まで責任を持ってやるところ、私は好きです。

柔らかくなったOLさん、これからもよろしくです。

孤ではなく、輪の中で自分を最大限に活かせるようになりたいね。


谷田
鮎ちゃんが、いつも細かいところを気付いてくれて、フォローしてくれるのは、OLさんの要素なんだね。

元気なチャイルド人格の、みっちゃんのお話には、いつも癒されます。

そして、鮎ちゃんの最近の頑張りに、私も励まされています。

4月から、お互いまた新たな気持ちで、無理せずやっていきましょう。



金田
鮎ちゃん シェアありがとう。

人格統合の取組みの成果が,現実をかえたんやね。
感動しました。
かつてのOLさんのように,人に寄り添えず苦しい思いをしてる人格が私の中にもいます。

ほんとはとっても優しい子なんだな,と鮎ちゃんの記事を一緒に読んでいて思いました。

”自分の優しさを実感できる”とこまで私も人格と一緒に進んでいきたいです。


マロ
鮎ちゃん、シェアをありがとう。

OLさん、四角四面だったかもしれないけど、でもその几帳面さが皆に貢献していたことも、たくさんあったと思う。

そして、OLさんが柔らかくなっていった過程は、そのまま鮎ちゃん自身の変容と、傍目からみていていてもリンクしています。
本当に、6期ベーシック最初の頃は、自己紹介一つでも泣きそうになっていたことを思うと、すごい成長だよね。

これからも、自分のペースで、等身大で一緒にやっていこうね。

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