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精神疾患者の希望の星に

こんにちは、小西美樹です。

前回は、かつて重度の精神疾患を抱えたところから、伊藤先生との出会いまでを、お話させて頂きました。
今回は、当時の私の病名もつかない程の精神疾患が、一体何であり、どう乗り越えていくべきものであったのか、先生から教えて頂いたことから、お伝えします。

先生は、このように仰いました。
「あなたは、サイキック能力を相当鍛えた過去生を持っている。その当時、自由自在に時間軸を移動しながら、あらゆる領域から情報を得ていた。その頃の感覚を今生にこうして持ち越し、それらの能力を妄想や願望によって歪ませてしまっている」

そして、「例えば、統合失調症の人でも、極度の虚言癖を持つ人でも、現実と妄想の境目というものが薄いながらも必ず存在する。でも、あなたの場合は、その境界線がきれいに消えてしまっている。そんなあなたは、自分の見聞きしたことを信じてはいけない」と言われました。

当時の私は、「先生、そんなことを言われたら、私は今ここに存在していることさえも、幻に思えてしまいます」と、絶望的な気持ちになり、しくしくと泣いたことを覚えています。

それでも先生は、「現実と妄想の境目というものは必ず存在するし、それを認識できるようになるまでトレーニングを重ねることだ」と、仰いました。

先生は、統合失調症のクライアントさんを、投薬が一切不要になるところまで完治させたご功績もあり、当時の私は、「この先生にお任せすれば大丈夫だ」と安堵した反面、私のなかには葛藤がありました。

それは、私が自分の症状を、「自分はサイキック能力や霊感が優れているのだ。この能力を人様のお役に立てることが自分の使命なのだ」と、救世主妄想とも言える、強引な解釈をしていたのです。そう思い込むことで、自分を正当化したかったのだと思います。
また同時に、精神病に対する偏見を強く持っていた私には、自分が病気であることを認めるのに、激しい反発と抵抗がありました。それらのことが、私が自分の症状と向き合うことを阻む大きな壁として、目の前に聳え立っていました。

しかし、先生は私の自尊心を傷つけないように、何度も、何度も、丁寧に私の状態をご説明下さり、向かう方向を示して下さいました。
幼少期に、親からどのような扱いを受けたか、思春期には、どのような心の傷を負ったか等、私が過去に味わった、あらゆる感情を引き出しながら、それらの心の傷が、どのように作用して重度の精神疾患を引き起こしたか、紐解いてくださいました。

そして、私の症状を着実に改善に向かわせた、先生からのご指導のひとつに、「他人との会話の録音をとること」というものがありました。
私は、先生から言われた通り、ご近所の人たちや、娘の学校の先生と話す時には、できるだけ録音をとって、後から聞き直すことを繰り返しました。その結果、録音されていることが現実にあったことで、それ以外の記憶が妄想であることが、徐々に認識されていったのです。

それでも妄想に囚われ、布団から出られないほど苦しい時には、先生のセッションの録音を、布団のなかで何時間も聞くような日もありました。レコーダーから流れてくる先生の声を聴いているうちに、不思議と心が落ち着きを取り戻すのでした。

そしてなんと、たった一年程で、私のこの奇病とも言える精神疾患が、奇跡の完治を果たしたのです。先生には、どんなに感謝しても、感謝しきれません。

その間、先生は、順調に症状を改善に向かわせていく私を、いつも称えて下さいました。今でも度々、「あそこまで酷い状態から、こんなスピードで正常化を果たした人間は初めて見たし、奇跡だ」と言ってくださいます。

そして、二年前の私には不可能でしかなかった、カルマ清算コースで学ぶということにまで、手が届くようにもなったのです。

コースに入った当初は、何かと他のコース生と自分を比べて、不安に駆られてばかりいました。精神疾患者として、社会から大きく脱落していた自分に、集団の中で学ぶことなど、やはり無理だったのではないかと、自信を失いかけた時期もありました。

それでも、その都度、先生から温かく励まして頂き、時には、厳しいご指導とご指摘を頂きながら、それらを噛み締めていくうちに、「こんな自分だからこそ、出来ることがあるのではないか」と、思うようになりました。
そう思えたことによって、幼少の頃からずっと私のなかに根深くあった自己卑下が、和らぎ始めました。一つ一つ課題をクリアする度に、先生に褒めて頂き、徐々に自信もついていきました。
そして何よりも、人格統合によって、私のなかの分裂人格たちが互いに支え合うことができるようになったことが、私を大きく成長へと向かわせてくれました。

そうして、自然と私のなかに、「自分の成長を持ってして、精神疾患に苦しむ方々の支えになりたい」という、確かな欲求が芽生えてきたのです。

先生から示された道を進み、正常化を果たしたことで、家族の間でも、再び幸福な時が流れ始めました。

一時期は、深刻なほどに心を病んだ娘が、最近では、「ママはリラに通うようになって元気になった」と言って、嬉しそうな笑顔を見せてくれるようになりました。みーちゃんは、しっぽをふって、私に甘えてくれるようになりました。

そんな私自身と娘の奇跡的な変化を目の当たりにして、主人は非常に驚き、喜び、最初は半信半疑だったリラでの取り組みに対しても、深く理解を示し、暖かく応援し、心強い協力をしてくれるようになりました。

先生に導いて頂いた場所に立ち、初めて見る景色は、とても味わい深く、カラフルに、色鮮やかに輝いています。まるで、見たこともないような美しい花が、たくさん咲いているようでもあります。
私は今、奇跡に触れられたことへの、感謝と幸福感に満ち溢れています。

今後も、私自身が成長し続けることで、精神疾患に苦しむ方々の希望の星で在れるよう、努力をしていきたいと思います。


小西 美樹