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ぶつけ合うことで見えてきたもの

こんにちは。高橋恵子です。

今回は、私が家族と感情のままにケンカをしたことによって、夫と心を通わせることができた、忘れがたい出来事について、お伝えしたいと思います。

先日、こんなことがありました。
主人に「髪をドライヤーで乾かしてほしい」と言ってきた長女に、主人が「ママにやってもらって」と、返事をした時のことです。
長女は、きっぱりと「ママじゃ嫌だ」と言いました。

それは、「今はパパにやってもらいたい!」という、子どもらしい、素直な思いからの言葉でしたが、その時の私は、娘の言葉を聞いた瞬間から、「どうせ嫌われているんだ」という思いに、どんどん囚われていきました。そして、凍りついて固まった表情のまま、その場を離れたのです。

私の異様な様子を見た長女は、「ママを怒らせてしまった」と、ショックを受けた様子でした。その後、長女が「ママ、ごめんね」と言ってきた時にも、私は完全に心を閉ざしていました。
そして、長女と目も合わせないままに、「いいよ、どうせママは嫌われているんだから」「いつだってパパがいいんだよね」と、冷たく言い放ってしまったのです。

長女は、その場でシクシクと泣き始めました。別の部屋でやり取りを聞いていた主人は、私のあまりに酷い態度に怒りました。そこからお互いの感情のぶつけ合いが始まり、大喧嘩に発展していったのです。

「どうせ、私は嫌われているんだ!」「私の気持ちなんか、誰も分かろうとしてくれないんだ!」「全部私が悪いんでしょ!」「私のことなんて興味がないんでしょ!」

それまで押さえつけていた蓋が吹き飛んだかのように、溢れてくる涙と感情が止まらなくなった私は、気付けば癇癪を起した子どものような言葉を、主人に向けて次々と吐き出していました。
長女の気持ちを代弁しながら怒る主人の言葉を、私はまるで聞き入れることなく、撥ねつけ続け、ひたすら泣き喚きました。そうするうちに、ただただ「寂しい」「分かってほしい」という言葉が、私の心の深いところからわき上がってきました。

それは、リラに通うことには協力的でも、私がリラで何を学んでいるかを伝えようとしても、徹底して耳を傾けてくれない主人に対する思いでもありました。

そうして、お互いに思っていることをぶつけ合った後、私は泣きはらして、しばらくの間、ぼう然としていました。そんな私の隣に座った主人は、私の頭を自分の膝の上に乗せ、優しく頭をなでながら、「一つのことを頑張れるのは、お前のいいところだと思ってる」と、リラの取り組みを頑張っている私に向けて、言ってくれたのです。

その言葉を聞いて、今度は、主人の優しさに涙が止まらなくなってしまいました。頑なになっていた心が緩むとともに、「本当は、主人のことも長女のことも大好きなんだ。寂しかったんだ。もっと話を聞いて欲しかったんだ」という、素直な思いが溢れだしました。

主人は同時に、取り組みに夢中になりすぎて、家事や子どもとの関わりを疎かにしている私の在り方や、自分の子どもとも向き合えなくなっている私が、セラピストとして、人を導いていこうとしていることへの違和感も伝えてくれました。
それらは、私にとっては耳の痛い言葉でもありましたが、普段、ほとんど私への不満を口にすることのない主人が、感じていたことを率直に伝えてくれたことへの嬉しさの方が、大きく感じられました。

さらに、リラでの学びには、全く理解がないと思っていた主人が、「最近は、子育てについて納得できることばかり言うようになって、悪くないと思っていた」と、言ってくれたのです。

それを聞いて、私のハートは揺さぶられました。これまでも先生に教えていただいてきた、ネガティブな感情を伝えあうことの大切さを、ひしひしと感じ、温かく満たされる思いでした。

先生は、普段から私たちコース生に、どんどん言いたいことを言い合って喧嘩をしろと仰います。
喧嘩をすればするほど、相手との距離が縮まり、相手のことが理解できるようになり、互いを大切に思えるようになる、そんな関係を築いていってほしいと。
私は今回、主人との喧嘩によって、先生が仰っていたことの真意を、身をもって知ることができました。

これからも、自分をまっすぐに表現しながら、家族とも、リラの皆とも、先生とも、深い信頼関係を築いていきたいと思います。

そして、長女とのその後のやり取りに関しては、また、次回のりらぶろぐでお伝えしたいと思います。


高橋 恵子

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