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悲しみの封印を解く

こんにちは、8期生の野﨑です。

前回の、8期生はるかちゃんの伊勢召喚報告記事「静かな成功・・by はるか」に引き続き、今回は、私にとっての伊勢召喚がどういうものであったかをお話したいと思います。
私には、伊勢召喚を前にして、宇宙からのテストとでもいえるような、家族との取り組みについて、課題が与えられていました。
そんな中で私は、家族との繋がりを、見直すことなしには何も始まらない、と思っていました。

そうして迎えた11月スクール1日目の早朝、12月伊勢召喚合宿を前にした絶好のタイミングで起こった出来事、夫との関係性の中で見えてきたものについて、まず、お伝えしたいと思います。
実は、この日の朝、私は少々憂鬱な気分でリラに到着していました。
なぜなら、この日、最寄駅まで送ってくれた夫と口喧嘩をしたからです。

車に乗り込んでほどなく、夫が言いました。
「リラをいつまでやるの?」
『いつまでリラに通い続けるのか?』という意であろう、その含みも持たせた言い方にイラッとした私は、おもわず、「あなたはお金が問題なんでしょう!!」と返答しました。

夫の不満については、私なりには理解していたつもりです。 10年ほど前、私は腎臓病を患ったことがあり、それ以来、ホメオパシーやキネシオロジー等の代替療法や、病状が意味する心身の相関関係に、とても興味を持つようになり、それを学ぶためのスクールに通っていたりもしました。
しかし、夫にとっては、国家資格が取れるわけではない、或いは、いつまでたっても収入が見込めない学びは、趣味の領域でした。 趣味にかかる費用としては、高額すぎると思っているようでした。
そこに来て、リラのスクールに通い学んでいることを、快く思うはずがありません。
夫にしてみれば、どれも同じで、一体、いつまで続けるつもりなんだ、という心境だったと思います。

そんな、私と夫の車中での口喧嘩を、前日、我が家に宿泊していた8期生のともちゃんが後部座席に同乗し、一部始終を聞いていました。
そして、夫に理解されずに、自分の価値観を否定されたような気分になって憮然としていた私に、ともちゃんが、「たまちゃんは、本当は寂しいんじゃないの?」と訊きました。
私は、言下に「寂しくないよ」と否定しました。

しかし、スクール1日目を終えて帰宅した私は、むかつきの下に「理解されたい」という本当の気持ちがあるのを感じ取りました。 そして、更にその気持ちを探ってみると、「理解されなくて悲しい。 寂しい」といった感情があることも分かりました。

私には、幼少期からの複雑で歪んだ母子関係を経て、結局、私が、20歳の頃に、親子の断絶に至ったという過去があります。 そして、いまだに母に悲しみや寂しさを受けとめてもらえなかったという記憶が強く残っています。 そのため、かねてより先生から、「悲しさや寂しさを、お母さんに受けとめてもらえなかったショックを感じたくないがために、強がって虚勢を張るというところに至ったのではないか」と教えて頂いていました。
私が夫のみならず、他の人に対して悲しみや寂しいという感情を度々抑圧してしまうのも、どうせ理解されないという諦めから生じた虚勢であり、その根底には常に、母に受けとめてもらえなかった悲しみや寂しさが横たわっているのです。
そして、私が本当は母に対して抱いているであろう思慕の念や、悲しみや寂しさの感情を自分が認めることができない限り、夫を始めとする他の全ての人々に、自分のそれらの感情を表現することもできない。 そして、自分のど真ん中の感情を出すことができない限り、本当の意味で他者の悲しみや寂しさに寄り添うこともできないのだ、ということも先生から教わっていることなのです。

こういう大切なことを教えて頂いているのに、「夫に理解されなくて悲しい。 寂しい」という私の素直な気持ちを夫にぶつけずに、私たち夫婦の口喧嘩に決着をつける、という選択肢は、私にはありませんでした。

そこで、翌日私は「お金のことだよね。あなたにとっての問題は」と、前日の夫との喧嘩を敢えて、蒸し返しました。 
夫は最初、「言い過ぎたよ」と笑ってごまかそうとしました。
それでも構わず、お金のことが不満なんだろうと詰問する私に、夫はお金の問題ではないと言いました。

私は「それなら、今の私が5年前の私と変わらない私で、今までつぎ込んできたお金が貯まっていたとしたら、あなたは文句がありますか?」と訊きました。
夫 「・・・無い」。
私 「無いよね。 だとしたら、私が今までやってきたことで、私が成長したり、精神的な支えにしたり、楽しんだりしたことには価値を置いてないということだよね。 つまり、私の気持ちよりもお金に価値があるということだよね」。
夫 「お金が貯まっていたら、旅行とか行けたじゃない」。
私 「果たして、お金があったからと言って、実際、旅行に行っていただろうか? 仕事で1週間も休暇が取れないと、言い続けてきたよね。 あなたは」。
私 「つまり、お金さえ貯まれば、私の満足や幸せには興味がない、と言っているんだよ」。
夫 「・・・」。
私 「娘は、リラの交流会に行ったときに、お母さんは変わったと皆に話していたらしいよ。 くだくだ長く怒っていたりすることがなくなった、と言っていたらしい。 娘は、リラに行ってからの私の変化に気づいているよ。 でも、あなたは、私のそういう変化には興味がないよね。 5年前の私でも、今の私でも、どちらでもいいのだから」。
夫 「・・・」。
私 「もし、私自身の在り方を通して、あなたに私の成長を実感してもらえなかったのであれば、私は自分のふがいなさを反省するけれど。 私が人間的に成長しようがしまいが、お金だけ残してくれということならば、私たちの間には、非常に困難な問題があるよ。 それを直視し続けて夫婦をやっていくつもりがあるのかどうか、考えて欲しい」と言いました。
私は夫に対し、ひたすら「私を理解してほしい」という一心でした。

すると、夫は押し黙ってしまったのです。

そこで私は、強がって「多分、多くの夫婦が私たちのようだと思うよ。 臭いものに蓋をして、夫婦をやっているのだと思う。 別に私に悪いと思う必要はないよ」と言いました。

それから、互いに口を利かず、再び沈黙が流れました。
私は、ずっとパソコンと携帯の前に座り、原稿を書いたり、コメントを読んだり。
その間、夫は本を読んでいました。

ですが、夜半12時過ぎ、夫が思いがけないひと言を口にしました。
寝室に行こうと席を立った夫は「好きなこと、思う存分やりなさい」と静かに言ったのです。

これを聞いたとき、思わず涙があふれました。
そして私は、夫に「伝わったんだ」という安堵の気持ちと、最後には、私の意思を尊重してくれた夫の温かい気持ちに触れ、心から感謝しました。

今回の授業で先生は、「あなた達は、リラで『愛』を学んでいる。 そして、『愛ではないもの』が、家庭でも職場でもあらゆる人間関係の中で問題として浮上してくる」と仰いました。
今回の夫婦喧嘩を通して、先生から学んだことを、自分がどれだけ体現できているのかが早速試されました。 『愛ではない問題』に対する最善策は、常にど真ん中の感情を出すことなのだと教えて頂いていますが、現実は、まだまだ、悲しみ、寂しさという、自分の弱さを出しきることができないという等身大の自分を見せられたのでした。

それでも、先生は、「人の一生懸命に生きる姿、ほんの少しだけ前進し、精一杯、自分を表現している姿を美しい」と仰って下さいました。

こうして、私たちを精神面で常に支え、見つめ続けていてくださる先生の目がある限り、私は自分をありのままに表現していけばいいのだと、改めて思うのです。

そもそも私にとって、9か月前、リラ・アカデミーの門を叩いた、その理由は、私の中に存在するいい知れぬ悲しみが原因でした。 私はその感情が、一体どこから来るのかを知るために先生に教えを請いに来たのです。 そして、今回の夫との口喧嘩は、私に、悲しみや寂しさの感情を抑圧することになった根本原因である母との関係性に目を向けさせる、追い風となりました。 このことを皮切りに、一気に家族の取り組みは伊勢召喚に向けて、核心である母との関係性に踏み込んでいくことになるのでした。

実際、私は、伊勢召喚合宿の5日前に、30年も前に絶縁した母と再会を果たしました。 それをきっかけに、私も、私の家族も大きく感情を揺さぶられることになりました。 伊勢召喚に向けての、アマテラスを始めとする高次の存在の計らいなのでしょうか。
いずれにしても、リラとの出会いがなければ、母と再会する機会は、生涯なかったことでした。 そして、その稀有な扉を開けることを後押ししてくれたのが、まさに伊勢召喚だったと言えます。 こんな激しい感情の揺さぶりの中で、私は、確実に人との関わり方が変わってきているのを実感しています。
母とのことは、また、改めてお伝えしていきたいと思います。



野﨑 環



【2012/12/27 18:27】 | スクール8期生


優実
たまちゃん

記事をありがとう。
たまちゃんの寂しさとか、弱さとか、沢山言ってほしいよ。
旦那さんの一言、私も、じーんとした。
分かり合える瞬間って、本当に嬉しい。
生きててよかったって思うくらい。

お互い、弱さもなにもかも、くちゃくちゃでもいいから、出し合いたいなと思う。


はるか
たま、記事ありがとう。

私もゆみと同じで、旦那さんの言葉にジーンとした。
何度読んでもジーンとする。
伝えようとするたまの姿、先生のおっしゃる通り美しい。

淋しい、悲しい、分かって欲しいよ!って気持ち、本当に奥底に眠ってるんだよね。
たまのそういう気持ち、もっともっと聞きたい。

たまに、いつも聞いてもらってるから。
聞いてもらって、すごく嬉しいから。


佐々木
たまちゃん
記事ありがとうございます。
胸にジーンときて涙が出てきます。
まさに私たち夫婦も臭いものに蓋をしていると感じます。
旦那さんの言葉も感動しました。
たまちゃんの気持ちが伝わってよかったですね。
この記事読みながら、ドキドキしました。
私もど真ん中の気持ち伝えられるようにやっていきたいと思います。



よしみ
たまこ

私も、強がって、悲しさや寂しさを表現できないところがあるよ。

私自身、夫や親との関わりの中で、
戦いとかファイトになりがちやな…、と思う。
もちろん、そういう部分もあっていいんやと思うけど、
やっぱり、同時に悲しみや寂しさも存在していて。

先生にいつも教えてもらっているように、
そういうことも含めて全部伝えるんだってところは、
私の課題でもあるな、と改めて思ったよ。

私も、近い人にこそ、素直に全部表現できるようになりたい。

お母さんとのことについての記事も待ってるね。



ちあき
たまちゃん、記事ありがとう。

伊勢前、伊勢中、伊勢後と、
たまちゃんの扉が次々と開いてゆくのを感じている。

これからも、たまちゃんの色んな思いを知ってゆきたいし、
私も、これからも聞いて欲しい。

そして、先生が言ってくださっている、
「あなた達は、リラで『愛』を学んでいる」という事を、
身をもって教えてくださり、
そして取り組みの中で体感しているという事を私も感じている。


本山
たまちゃん

記事をありがとうございます。
何度読んでも胸にジーンときます。

『愛でないこと』に対して
真っ正面からど真中な感情を伝えて向き合う姿、そして愛を感じていく姿。先生が仰る「愛に向かう」というのは、こういうことなんだと教えてもらった感です。

私も、たまちゃんのように在りたい、こう目指したい、そう感じています。




けんけん
たまちゃん

記事読んでいてじーんとなった。

でもこれから、きれい事では済まされない展開も予想されて、
だからこそ人を頼ることもっとチャレンジしてほしいと思った。

タマちゃんとコミュニケーションもっとしたいぞ!!!


ともこ
たま 記事ありがとう。

私もたまと同じ。

気がつけば、身近な人程にほど、強がってしまう。
本当は、分かって欲しいだけなのに・・・。

車の中では、自分を重ねて聞いていたよ。

たまが、旦那さんに向けて伝えたこと。
すごくすごく大きいことなんだろうなって感じる。

そして、旦那さんからの一言。
じーんとする。

人に伝えていった先に、分かり合えるって喜びがあるんだね。

私は、まだ・・・分かってもらえて嬉しいと自分の中だけで終わってる気がする。

たくさん伝え合って、分かり合える信頼関係を作っていきたいと思ったよ。


マユ
たまちゃん

たまちゃんが、旦那さんに向かっていく姿、
お母さんに向かっていく姿、
なんて、美しいんだろうって感じて、
私も、心がじーんとしてる。

人が愛を求める姿は、美しいんだね。
なんだ、泣けてくる。
先生は、こういうことを教えてくれているんだ。

私も自分の弱さを素直に出して、愛を学んでいく。

たまちゃん、ありがとう。


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