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深いところにあったもの

こんにちは、8期生のともこです。

私は、昨年12月の伊勢合宿で、アマテラスから、心を揺さぶられるメッセージを受け取ったのですが、そのことについて、お伝えしようと思います。

今回初めて合宿に参加した私は、出発前、合宿ではどんなことが起きるのだろうかと、不安で仕方ありませんでした。そんな私に、先生は「伊勢では、とにかく、自分の欲求に従うこと。そして、自分の感覚に身を委ねること」と教えてくださっていました。

私は、かなりの方向音痴で、どこに行っても、必ず迷子になってしまいます。そのため、普段から、一人で知らない場所に行くことはほとんどありません。
そんな私でしたが、いざ伊勢に着いて、内宮に祀られているアマテラスへの参拝に向かう途中、なぜか、「一人になりたい」という衝動に駆られました。迷子になったらどうしよう、と不安に思いながらも、その感覚に身を委ねてみようと思い、それまで一緒に行動していた、8期生のはるかとちあきと別れ、一人で歩き始めました。

すると、「これでも、まだ一人だというのか」というメッセージが、何度も聞こえてきました。

私は今まで、「人に嫌われたくない」という思いが強く、他人の目を常に気にしていました。そして、「人に合わせることが、人に好かれることなのだ」と、信じていたのです。
そうやって、人に好かれようとしているにも関わらず、突然、「誰も、私の気持ちを分かってくれる人はいない」と心を閉ざしてしまい、人との繋がりを自ら断ち切ってしまうというパターンに、苦しんできたのです。

そして、だんだんと、自分が本当は何を望んでいて、何を感じているのかさえもぼやけていく感じがした私は、「このままでは嫌だ。自分の感覚を取り戻したい。この苦しみを、何とかしたい」という思いから、リラで学ぶことを決めました。

そうして、8期生として学び始め、仲間と関わり合っていくうちに、私が感覚を感じにくくなっていたのは、自分自身の感情や、本当の気持ちを無視し続けたからだということが分かってきました。
さらに、「だれも分かってくれない」と心を閉ざしてしまうのも、自分の感情や気持ちを抑圧して、相手に伝えないのだから、分かってもらえないのは当たり前だということが、理解出来たのです。

そして、少しずつですが、先生や仲間に対して、自分の素直な気持ちや、ありのままの感情を伝えられるようになっていきました。おそるおそる伝えた、私の本当の気持ちを、先生も仲間も、いつも受け入れてくれました。

こうして、「自分の素直な気持ちを伝えても、嫌われることはないのだ」という経験を何度もしていくうちに、先生や仲間のことを、近くに感じるようになっていきました。
私は、「人と心を通わせるには、まず自分の気持ちを伝えることから始まる」ということを、リラで初めて知ったのです。

しかし、心を閉ざしてしまう私のパターンは、長年、繰り返してきたもの。少しずつ変化をしてきているとはいえ、そう簡単に、すべてが改善されるというわけにはいきません。
自分のありのままの感情や気持ちを伝えても、受け取ってもらえるのだ、と実感しているのに、それでも時々、「分かってもらえない」と、自ら心を閉ざしてしまうことがあるのです。

そんな私にとって、伊勢の内宮で感じた、アマテラスからの「これでも、まだ一人だと言うのか」というメッセージは、胸に突き刺さってきました。

そして私は、メッセージを受け取ったあと、「そんなの嫌だな。もう、こんな在り方、やめたい。みんなに会いたい。寂しい」と思い、泣きそうになりました。すると、内宮からの帰り道に、偶然にも、内宮に向かう途中の先生たちの一行に、出会うことが出来たのです。

「こんな在り方、やめたい」と望んだ直後に、広大な伊勢で、偶然、先生たちと会えたこと。
それが、いかに当たり前でなく、かけがえのないことなのか。ひとりでいることが、とても寂しくて心細かった私は、まるで飼い主を見つけた迷子の子犬のように、先生たちのもとに一直線に向かっていきました。

先生とみんなの顔を見つけたときの嬉しさ‥。
今、思い返しても、顔がほころんでしまいます。ハートに「ぽっ」と灯りがともったように、じんわりとあたたかくなるのです。

私は、自分の気持ちを伝えることなく、「誰も、私の気持ちを分かってくれる人はいない」と心を閉ざすことを繰り返していました。その気持ちの奥には、「分かり合いたい」という気持ちがあるのだということを、先生たちのもとへ一直線に向かっていった私の中に感じました。そして、私自身の深いところには、純粋に人を求めてやまない気持ちがあるのだと、気づいた瞬間でした。


次回は、この、先生たちとの出会いや、仲間と過ごす時間が「かけがえのないものなのだ」と、私が感じられるようになった経緯や、伊勢から帰ってきて、改めて感じたことなどを、お伝えしたいと思います。


大嶋 智子


【2013/01/25 00:00】 | 伊勢召喚(2012年)


佐々木
ともちゃん
記事ありがとうございます。

人を求めてやまない気持ち、すごく伝わってきました。
読んでいてほんわかしました。
私も人から嫌われるという気持ちが強くてなかなか自分の本当の感情を出すことができませんでした。そういうとこ、ともちゃんと似ているとこあるなと思っていました。

なんかともちゃん、すごくいいなあと思った。
伊勢でともちゃんやみんながすごくあったかくていいなあと思った。
私もそうなっていきたいなと思っています。




はるか
ともこ、記事ありがとう。

ともことは似てるとこも多くて、スクールが始まる前から親近感を感じてたよ。
お互いに最初はこわごわ本音を伝えるところから始まって、いっぱい話して、ケンカして、支え合って、その度に大好きになっていった。

伊勢でも、気付けばずっと一緒に過ごしてたね。

内宮では、一旦ともこと別れた後、先に先生たちを見付けて喜んでいたら、そこにともこも駆け寄ってきて、みんなで偶然を喜んだことを覚えてる。

あの時のともこ、すごく嬉しそうだった。人を求める強い気持ちに気付いた瞬間だったんだね。

どうやってその気持ちに気付いていったのか、後編も楽しみにしてるね。


ともこ

記事読ませてもらいました。

「自分自身の感情や、本当の気持ちを無視し続けた」からこそ、そこを何とかしたいっていうのが、いつも伝わってくるよ。

自分の気持ちに正直になろうとする、ともこの姿に、はっとさせられること、多い。

自分もだけど、これから、もっともっと、人を求める気持ちに素直になって、表現できるようになりたいね。


よだ
ともこ

伊勢でともこが、純粋に人を求めてやまない気持ちがあることに気付いたこと。
読んで、こころがじんわりと熱くなった。

ともこは、私にとって何故か特別気になる存在なんだ。
ともこを知りたい、分かりあいたいっていう気持ち私の中にあるよ。

伊勢でのともこは、仲間に囲まれて、ほんとうに朗らかで、
幸せそうだったなーって、ともこの笑顔が思いだされる。

ともこ、偶然、先生たちに出会えて本当に嬉しかっただろうね。
私も、そうだったからさ!

後編、待ってるね。




よしみ
ともこ

伊勢で、偶然に出会うっていうのは、
本当に、かけがえのない瞬間だと感じたね。

子犬のように駆け寄るともこが、なんか想像つくよ。


いつも、人を求めているのに、反動で、もういい、となってしまうことに、
ともこは悩みながら、向き合う努力をしているのを感じているよ。

伊勢で掴んだ、やっぱり、求めているんだっていう強い気持ち、大切にし続けてほしい。




けんけん
ともこ

僕も海で偶然ともこと会ったとき
すごい嬉しかった。

ともこってちょー寂しがりって感じてる。

自分が寂しいと思うからこそ
コミュやりらぶろぐでみんなに律儀にコメントしている。

あと、優しいなあっていつも思ってる。
切り捨てる自分を変えたいって
涙してるのを何度か見た。
それってどこかで人のことを思っているからだなって感じてる。

先生にいつもほめられてるのに
自分でよく分かってないのはじれったい。

もっと自己愛もって。
自分を大切にした分
人を大切にできるんだよ。
先生がいつも言われてるじゃん。

一人じゃないよ。
受け取れてないだけだよって。

人を求める気持ち大事にしてほしい。
嬉しいって感じているともこが
とてもいとしいよ。



ひさえ
ともこ
分かち合いたい、ここからすべてが始まるんだね。
頑なな自分だけれど、もっと、ともこと分かち合いたいと思ったよ。


いくこ
ともこ。

心を閉ざしてきたともこが、リラで真っ直ぐに取り組み、そして伊勢で、自分に正直に行動した。自分の思いを大事にし、ちゃんとつかんで、みんなにも伝えてきた。

ともこが、遠隔で声がぜんぜん違っていて、ひさえと話した時、本当に自分に素直になるって、こんなにも違うんだなって思ったよ。
伊勢で、1人になることで、みんなにより会いたいって思う気持ち、感じられたんだね。

こんなにも変われるんだって、ともこ、教えてくれた。
私は自分のいるところから、がんばるよ。


いずみ
ともこ

記事ありがとう。

スクールが始まる前、初めて会った頃、ともこは相手に合わせて不自然に笑顔を作ってしまう癖があったのを時々思い出すよ。
それがこの一年で、本当に別人というくらい、どんどん輝いていくのを目の当たりにして。
ともこの純粋さ、覚悟と決心が、結果としてあらわれているんだっていつも感じて、眩しいって思ってた。

アマテラスからメッセージをもらって、一人は嫌だって思った直後に先生たちに会えたこと、その時の様子を思うと心が揺さぶられる。
ともこが本気で求め続けていたからなんだって、思ったよ。

ともこの、真剣に自分と人と向き合う姿、自分を変えたいって強い気持ちに、いつも心を動かされてきて、ともこと向き合う度に私は、自分の中の不純さを、感じてもいた。
だから、こないだのスクールでの自分の失言が、もう、嫌で嫌で仕方なかったんだ。
あの時は本当に、ごめんなさい。

私は、今の自分の場所から、ひとつずつ向き合ってこうと思ってる。
後編も大切に、読ませてもらうね。


かのう
ともちゃん 記事ありがとう。

合宿初日の朝、
一番最初にいってきますメールもらって、
ともちゃん自身が不安な中で、
気にかけてくれたこと、本当に嬉しかった。
二見浦で名前を叫んでくれたことも。

ともちゃんの柔らかい優しさが
胸にじんわりと入ってくる。

こんな在り方やめたいと望んだ時に
先生達に会えたこと、すごい…ね。

迷い続けて、探し続けて
やっと見つけた、気づけた気持ちを
離さないようにだね。

自分も離さないようにしたい。


りょう
ともちゃん
記事ありがとう。

すぐに心を閉ざして一人の世界になったつもりでいる
自分にとってとても響いてきたよ。

なんでだろう。
本当は手を伸ばせる距離に、
自分のことをわかってくれる人たちがいるのに
自分から閉ざしてしまう。

これを未だに繰り返してる。

ともちゃんが、先生たちに会った時に
一目散に駆けつけた時みたいに
自分の中にある、人と一緒にいたい気持ちに
素直になる事が大事だな、と感じたよ。

ともちゃんありがとう。




かわしま
ともこ

先生たちのもとに、一直線に向かっていく、ともこの姿。
私はその場にいなかったけれど、この記事から、その光景がはっきりと目に浮かんだよ。
本当に、子どもみたいに目をキラキラ輝かせて、駈け寄っていったんだろうなあ。

「分かり合いたい」って気持ち、自分の中に、純粋に人を求める気持ちがあることに気づけたこと、ともこにとって、ほんとに嬉しかったんだと思う。

私も、自分の中に、そういう部分があることが分かった時、ものすごく嬉しくて、心が晴れやかになったのを、思い出したよ。



ミオ
ともこ

内宮の五十鈴川で、まいちゃんとみゆきんと話していて、ふと参道を見たら先生と谷田さん、むっちゃんが歩いていたのを見つけて、私も駆け寄っていった。

どんどん、リラっこが先生の周りに集まってきたのを思い出す。私も、内宮で人が恋しくなっていたところに、先生にあえて凄く嬉しかったんだ。

ともこが先生のところに来たところも、覚えてるよ。

帰り道も一緒になって、外宮から物凄い勢いでダッシュして、ギリギリ電車に間に合って笑いあったりもした・・。

人にわかってもらえないって気持ちの奥底には、「本当は分かり合いたい」って気持ちがあるっていうこと。そこに気付いたってことって、すごいことだよなって思う。

後編もコメント入れさせてもらうね。



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